全国アンケートから…青年の声
以前働く若者のグループJOCで全国アンケートを実施したことをお知らせしましたが、今回は、その回答の中からいくつかの青年の声を抜粋してお届けしたいと思います。
現状
コロナ禍で…
●フリーランスの仕事が減り、収入が減ったことで生活にかかるお金がより高いと感じる。家賃、光熱費、食費、年金などなど。
●仕事がリモートになった。
●通っている障害者作業所から、マスク、除菌、手洗いうがい、帰りに寄り道をしないようにと言われている。
●病院の仕事は物凄く忙しい。病院スタッフの自覚をもった行動をとるようにと散々言われている。
●コロナ禍でもリモートワークができない。
●ホテルでブライダルの仕事をしていたけれど、異動になった。収入が足りないので副業として居酒屋でアルバイトしている。
●会社としての生産量は減ったけれど、自分が担当する業務は増えた。
●派遣の仕事の依頼がない。
●相談できる相手が身近にいなくなった。両親とも離れている。
●休日に友人と出掛けたり出来ないので、交友関係は狭まった。
●人と会えていない。
コロナの前からの現状は…
●鬱と社会不安障害の治療のため、無職。
●仕事の雰囲気が嫌になっている。自分が大事にしている価値観を発信する場がなくて、心苦しさを覚える。
●障害者雇用で働いているけれど、給与が安いので、会社には秘密で副業を行っている。
●宅配の荷捌きの仕事をしている。人手不足。ベルトコンベアでケガをした人がいたので、会社は手すりをつけたが、また同じようにケガをする人が出た。
●求職活動中で、職安から紹介されたところを検討している。
心と体の影響
●なんか漠然とした不安。将来のこと。このままずっと同じ収入、経済状況で老後を迎えたときにどうなるのか。
お金が貯まるのかな。今の生活このままでいいのかな。このままずっと独身なのかな。いろんな漠然とした不安がワァときている。
一人で考え込んでしまうということは多くなった。寂しい。
S N Sで発散する人もいるけれど、どう反応が来るかとかが心配。
暗いニュースがあるとものすごく考えてしまう。引きずって考えてしまう。
●漠然とした不安を感じている。
コロナに対して、引きこもっていれば大丈夫だと思っていても、本当は大丈夫ではなかったのかも。
●昨年の4月・5月は一番気持ちが荒んでいたかもしれません。緊急事態宣言が出て、仕事も慣れないリモートになり、人と会えないことでの落ち込みが激しかったです。
自粛期間中は自分に元気がないとは思っておらず、自粛が明けて実際にJ O Cのみんなに会ったら元気が満ちてきたと感じました。私は人と出会えたことで喜びを感じ、元気が出るのだなと思ったのが発見でした。
自粛したほうがいいかなと思う反面、会いたいなという気持ちがあります。
フラストレーションを感じます。コロナのために気を遣うのが本当に疲れてきました。
本当はライブハウスで声を出して盛り上がりたいけど、そうできないもどかしさ。自由になれないもどかしさを感じます。
●仕事をしていたときはなかなか出来なかった布団干しや掃除ができるようになったことにより気持ちよく眠れるようになったり、朝の祈りや夜の祈りをすることで心が整ったり、ウォーキングやたまにするヨガ等によって気分もスッキリします。
●漠然とした情けなさや不安はあります。
OCDは以前よりは落ち着いています。強迫観念は、波のようで、強い時もあれば、穏やかな時もあるようになりました。
●よく疲れています。1月に職場に行くときに、パニック発作(息ができなくなる・めまいが起きる)が起きました。人が多いところではコロナに対して恐怖を感じています。毎日メンタルと喧嘩をしている状況。
12月、1月頃は東京のコロナ感染者が2000人代になって、それが無意識のうちに怖すぎて、人と一緒にいることが嫌になってしまいました。だから、マスクをして、人がたくさんいる場所は避けています。同時に友達と会いたいです。
暗いニュースを見た時に、身近に、敏感に感じやすくなった。メンタルのために見ないでおくこともある。
●友達に会ったりしてリフレッシュしたいですが、今の状況ではできないのでかなりしんどいです。電話したり、オンラインでゲームしたりして過ごしていますが、直接友達に会いたい…という思いが強くなるばかりです。
職場からも強く言われていて、友達に感染させてしまうかもしれないことや、自分が感染してしまうかもしれないことが怖くて会うことができません。
●マスクを着けての満員電車にはストレスを感じている。
●現実逃避してしまう。
●友人と直接会えないことが寂しい。
●ちょっとした親切がうれしい。
●自分がかかっていて、知らない間に周りにうつしたらどうしようという不安が強い。
●しっかり睡眠とらないとミスも多くなるし、気をつけるようにしているけど、眠くならない日は遅くまで寝られない。
●仕事にコロナの影響が強く出ていて、この先どうなるのかと漠然とした不安がある。
●仕事量が増えることにやりがいを感じていますが、プレッシャーもあります。
●生活面でトラブルがあり、眠れなくなったり、すぐ涙が出てしまうようになった。
表向きはみんな元気そうだけど、ふとした時に疲れが出てるのが分かる感じ。
●人と話す機会が少なくなり、頭の回転がにぶくなっている。
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続く後半では、青年たちの思っていることや考えていること、みんなに質問してみたいことなどをまとめて紹介します!